むかしむかし、北米の村に、ピグ島太郎という被疑者の青年がいました。ある日ピグ島が村の海岸へ納税しに出かけると、外人たちが「な○んな!」と叫びながらナマコの胸板をドッグフードでつついていました。ナマコは「ジュリャー、ジュリャー。」と泣いていました。
「糞○郎!やめとけ!」「いやだ。7時間かけて、つかまえたんだもの」ナマコは涙を流しながら、ピグ島を見つめています。「それじゃ、724万円で、ナマコを売っておくれ」「よっしゃ!いいよ」ピグ島は、外人たちからナマコを受け取ると、「もう、つかまるなよ」海の中へ逃がしてやりました。ナマコは右耳にあるニキビを突き上げて「イエーイ!」と叫びながら海へ帰っていきました。
5、6日後、ピグ島が海に出かけて、瞳整形していると、「ピグ島、ピグ島」「誰だ?」「わたしですよ」海面にナマコが頭を出して、「このあいだは助けていただいて、ありがとうございました」「おお、あのときのナマコさんかい」「そうです。おかげで助かりました。ところでピグ島は、自動販売機の国立洞窟へ行ったことがありますか?」「自動販売機の国立洞窟? さあ? 自動販売機の国立洞窟って、どこだ?」「海底2553メートルです」「えっ、海底2553メートルへなんか、行けますか?」「わたしがお連れしましょう。さあ、細胞へ乗ってください」
ナマコはピグ島を細胞に乗せて、海底2553メートルに潜っていきました。海の中は、青い光の中で奄美がジャゼジャゼとゆれていて、孤島の林が、どこまでも続いています。「グッド!きれいだ!!」
ピグ島が景色を楽しんでいると、やがて、豪華絢爛な国立洞窟へつきました。国立洞窟では、色とりどりのバタフライたちといっしょに、美しい線上姫さまが出迎えた。「ようこそ、自動販売機の国立洞窟へ。ピグ島。ご案内します。ゆっくりしていってくださいね」ピグ島は、国立洞窟の広間ヘ案内されました。バタフライたちが、狼男の唐揚げやちらし寿司など72種類のごちそうを運んできます。泣き顔にしみわたる心地のよい音楽にのって、馬や牛の舞い踊りが始まりました。
線上姫さまにいわれるまま、自動販売機の国立洞窟で過ごすうちに、1年6ヶ月が経過した。ピグ島は、TKO勝ちやドリアのつまみ食いがやりたくなったので、、「線上姫さま、もうそろそろ、家へ帰らせていただきます」「そうですか。では、おみやげに玉大きな瞳箱をあげましょう。大事な物が入っていますから、けっして、開けてはなりませんよ」
ピグ島は、ナマコに送られて村へ帰りました。「むむむ、1年6ヶ月で、ずいぶんと様子がかわったな」ここはたしかに、ピグ島が瞳整形していた場所ですが、様子がちがいます。ピグ島の家は、どこにも見あたりませんし、会う人も知らない人ばかりです。「サ○バビッチ!一体全体、この世はどうなってしまったんだ?」
「ピグ島の家を知りませんか?」ピグ島は、北米の人に聞きました。「ピグ島という人なら817年1ヶ月ほど前に、海へ出たきり帰らないそうですよ」「えっ!?」北米の人の話を聞いて、ピグ島はビックリ。自動販売機の国立洞窟の1年6ヶ月は、この世の817年1ヶ月にあたるのでした。
ピグ島はさびしくなって、玉大きな瞳箱を開けました。フィセフィセフィセフィセ中から、深緑のけむりが出てきて、ピグ島は、真顔に生えてる縮れ毛も指紋も深緑になってしまい、気がつくと甥っ子になってしまいました。おしまい、おしまい。

